子供の頃からプラモデルやラジコンをやっていて、いつか模型屋をやりたいと思っていました。
本格的に自分で模型屋をやりたいと思ったのは30歳の頃でした。
それから苦節10数年、念願の模型屋を開店することができました。
今では常連さん達も増え、子供達は毎日のように遊びに来てくれるようになりました。
最初から金持ちだったわけではないし、何もせずに金が転がって来たわけでもありません。
仕事とバイトを3つ掛け持ちし、早朝から夜中まで年中無休で働き、正月やゴールデンウイークなどに遊んでいたのは中学生まででした。
とにかく、がむしゃらに働き、体を壊したこともありました。
でも、やりがいを感じたし、苦ではなかったです。
一見、楽に見える趣味の模型屋経営ですが、そう簡単なことではありません。
店で買ったプラモデルを無料で作れたり、無料で使い放題の塗料で塗装できたり、買ったミニ四駆を無料で走らせられたり、使い古したミニカーを買い取ったり、商品を1ヶ月以上も取り置きしたり、小さなパーツ1つを数日で用意するために車で30分かけて他の模型屋に買いに行ったりしています。
お客さんが欲しい物は、問屋さんを探し回ったり、ネットを駆使したり、無いものは無いで終わりにしないようにしています。
そんな自分を応援してくれている常連さん達にはすごく感謝しています。
また、ほかの模型屋さんと競合する気は全くありません。
逆に、情報交換して仲良く共存したいと思ってます。
商売で一番大事なこと、それはお客さんの笑顔です。
利益は二の次です。
そんなことを言っていたら店はいつ潰れるか分かりません。
でも、少なくともそれまでは、お客さんが笑顔で集まれる模型屋を続けたいと思います。

おしまい